山梨県・増富温泉にある不老閣に行ってみた②

前回の続き。長寿の湯と不老の湯という内風呂がある。この2つの内風呂を交互に利用することになる。不老閣に到着した日は男性用が長寿の湯で、次の日は不老の湯だった。ただし、露天風呂は1つしかないので、男性用時間、女性用時間、混浴可能な時間という感じでスケジュールが割り振られている。混浴可能な時間は女性客は来ないという女将さんの話だったが、確認をしていないので何とも言えない。 露天風呂(といっても建物内にある岩風呂)はラジウムが強いということらしいので、初日は見送ることに。実際、初日に長寿の湯に入っただけで、疲れてしまった。

 

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私は食事なしの自炊コースで宿泊したのだが、本館から遠い別館で寝泊まりすることになる。空調も暖房もない。10月から4月末まで別館を利用できないので不思議に思っていたが、部屋を見て納得した。前回も書いたように、病気の方が訪れる温泉なので、冬に寒いところで寝泊まりするのは安全でないということなんじゃないだろうか。5月末というのに、増富温泉周辺は非常にひんやりとしていたのが印象的だった。

 

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自炊棟のある別館には、土曜日ということもあって5~6組はいたんじゃないだろうか。中には、住み込んでいる方がおられるようだった。日中部屋の入口には南京錠がつけられていたので、誰がいるのか顔を確認できなかった。しかし、夜は鍵が開いた状態なので、やはり誰かいるのだろう。 自炊をする台所で、他の客と居合わせるのだがなんとなく気まずくなってしまう。やはり病気で宿泊している方がいるので、話しづらいんですね。結局、Wi-Fiを使える本館のロビーと部屋を往復して、他の客とはコミュニケーションらしいコミュニケーションを取ってなかった。他の客は仲良さそうなのに……。