山梨県・増富温泉にある不老閣に行ってみた③

不老閣には3種類のお風呂がある。長寿の湯と不老の湯という内風呂と、岩風呂という露天風呂だ。源泉の中でも放射線の濃度が高いのが、岩風呂であるそうな。長寿の湯にも、岩風呂から引っ張ってきたお湯を使ったお風呂がある。岩風呂まで山を登って5分ぐらいの場所にあるので、足腰の弱い老人は岩風呂ではなく長寿の湯内にあるお風呂に入ることになる。といっても、長寿の湯と不老の湯を男女で1日交代で使用するので、長寿の湯に入れるタイミングは宿泊日に依存している(一応、日をまたいで2つの内風呂を交換するので、長寿の湯に入れないということはない)。

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こう言うと不老の湯がイマイチかと思うかもしれないが、不老の湯にはサウナがある。ラジウム泉から作ったスチームなので、肺から吸収できていいそうな。ちなみにラジウム泉は飲泉ができるが、塩っ辛い。血と食塩水を混ぜたような味をしている。温泉に入るより飲泉のほうが、温泉の効能を直に味わえるのでいいそうな。

ということで4日宿泊したもの、一番効能の高い岩風呂には2回しか入れなかった。1日のうちで男性が入れる時間は限られているし、男性が入れる時間には男性だらけである。狭い岩風呂に4人で入るのは、さすがにキツい。みんなしゃがむ格好をしながら入らないといけないのね。

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それでも、長寿の湯と岩風呂を上手く利用して、ラジウム泉の刺激の強い風呂に1日1〜2時間くらいは入れたのはよかった。流石に刺激が強いので、入浴後はグッタリしていたが。

東京から山梨への移動は、特急あずさを利用すると割と便利なのだが、韮崎駅か不老閣のある増富温泉までバスで1時間かかるのはチト辛いか。でもまた機会があれば、増富温泉に訪れた