日本で流行らないのか、デカフェコーヒー?

イタリアンコーヒー好きになってはや10年。きっかけは、スターバックス。といっても、日本のスターバックスではなく、カナダのバンクーバーの州立図書館そばにあったスタバ(いまでもあるのかな?)コーヒーというと、珈琲館くらいしか行かなかった自分がカフェラテやエスプレッソを好きになるとは思ってもいなかった。

と前置きが長くなったが、本題はデカフェ(カフェインレス)コーヒー。「カフェイン=悪」という図式があるのか、最近一部の喫茶店でもちらほら見かける。カフェインは癌を誘発するという、ウソかホントかわからない話まである。わたしも体調を崩してコーヒーをしばらく飲んでいなかったが、体に負担の少ないデカフェを飲みだすようになった。

デカフェといっても、カフェインが全く含まれていないわけではない。日本国内ではカフェインの量でデカフェを定義していないので、デカフェに含まれるカフェインの量はまちまちといったところ。まったくカフェインを含まない代用品が欲しいのであれば、たんぽぽコーヒーを薦める。Wikipediaによると、コーヒーの代用品としてたんぽぽを焙煎して作ったコーヒーモドキがドイツなどで飲まれていたのだから驚き。日本でも、1960年代に明治乳業デカフェコーヒーを開発していたので、その歴史は長い。

日本の喫茶店でもちらほらデカフェを販売している店があるが、デカフェを注文している客なんて自分以外見たことがない!タバコのようにコーヒーも悪者扱いされる時代がくるかもと懸念しながらも、少しでも役に立てればと思いメモすることにする。

スターバックス

とにかく店舗数が多い。交差点を挟んで2店舗あるなんてこともザラ。そしていつも人が並んでいる。ノートパソコンをカチャカチャいわせている客も多い。 スタバはコーヒーならどのメニューでもデカフェ変更が可能。ただし40円増し。それでもデカフェを作る時間が圧倒的に早い、ミルクを低脂肪乳や無脂肪乳に変更できるといったメリットが大きい。

上島珈琲店

上島珈琲店って書くと硬筆な感じがするが、UCCですね。長い間UCCの缶コーヒーを飲んだことがない。上島珈琲店もカフェインレスコーヒーを頼める貴重な喫茶店。ただミルクコーヒーなのがチト残念。牛乳のカロリーは思ったより高いのですね。

タリーズコーヒー

店舗によるが、デカフェ変更が可能。どの店舗でもデカフェ変更できるのかは不明(メニューに書いてくれればいいのだが……。)こちらはブラックコーヒーのみデカフェ変更ができるようだ。ミルクがない分嬉しい。

Cafe de Crie(カフェ・ド・クリエ

外出中に見かけることは多くないが、割と利用する。上の3つと較べて、デカフェコーヒーとしては量が一番少ないのでは。デカフェを作るのに時間がかかる(といっても3分くらい)のが、若干難点。


ほかにもデカフェを提供する喫茶店はあるのだろうけど、リサーチ不足なのと上の4つでほぼ事足りるので調べていないというのが実情。店舗によってはデカフェコーヒーがあると公式ホームページに書いてあるけどいまだその店舗に出くわしたことのないDや、「デカフェ?何それ?大きい笛?」と言わんばかりのPもある。まぁ需要がないから売らないんでしょうね。


デカフェがもっと普及してくれないかなー、と日々願っているところです。